最年少 DataSpider 技術者の誕生! IoTとセンサーとAPIのごった煮ハッカソン参加レポート(前編)
皆さん、はじめまして。東海・関西地区担当の築山と申します。営業マンのクセにでしゃばってエンジニアブログに進出してきました。
10月29,30日に Mashup Awards 名古屋ハッカソン「IoTとセンサーとAPIのごった煮ハッカソン」にサポート企業として参加してきました。客観的なレポートは事務局の方にお任せするとして、私からは主観たっぷりのレポートをお送りします。
Mashup Awards とは
Mashup Awards は賞金総額「500万円」と日本最大級のハッカソンイベントでして、アプレッソは昨年よりスポンサーをさせていただいております。
各地区の予選やWebでの審査を経て 12月17日に決勝を目指します。今回の名古屋ハッカソンはその一次予選も兼ねたハッカソンイベントとなります。 では、早速レポートに移ります。
開会~チームビルディングまで
オープニング
今回は事前申し込み24名の参加者に加えて、API、デバイス、ソフトウェアなどを提供するサポート企業が7社と大盛況。
サポート企業の机の上には様々なデバイスが並んでいるのですが・・・・
ん!? これは・・・何故ラケット??
ラケットのことが気になりつつも、いつもの通り伴野さん、まなみんの仕切りで始まります。
「Mashup」とは元々「複数の音楽を組み合わせる音楽の手法」で、Mashup Awards も様々な API やサービスを組み合わせることにより多くの賞を狙うことができるイベントとなっています。 様々なデータを連携することが得意な DataSpider とは非常に相性に良いイベントです。
インプットタイム
続いてインプットタイムです。各企業が参加者の方に自社のサービスを紹介します。 ここで魅力的だと感じて貰えた企業はたくさんのチームでハッカソンに採用してもらえるので、大事なアピールタイムとなります。
↑トップバッターはサイボウズの北川さん。kintone の紹介です。
↑ヤフーの清土さんからは myThings と myThings Developers
↑気になっていたラケットは SONY さんの持ち物でした。 デバイスをセットすることで、スイング速度、角度などの情報が得られます。 これを使ってどんな作品が出来上がるのか楽しみですね。
私からも DataSpider + Thunderbus の紹介をさせていただいたのですが、 エンタープライズの用途で使われていることをお話しても伝わりづらいので、 過去のハッカソンの制作事例を中心に紹介させていただきました。 ↑大垣ハッカソンの最優秀賞作品 Bar Sota です。
アイデアソン&チームビルディング
各社のサービスを頭に入れた状態でアイデアソンに移ります。
このようなアイデアシートを用いて、頭のなかにあるものを発散させていきます。
その後、アイデアを絵に変えていき、様々な人と会話してチームを作っていきます。
↑「通称:ナンパタイム」の風景
ランチタイム
アイデアソンを終え、チームができたところでお昼休憩です。 今回のハッカソン会場は名古屋工業大学をお借りしているのですが、お昼は学食にお邪魔します。 安い!
ハッキングタイム
お腹いっぱいになったところでお待ちかねのハッキングタイムです。我々サポート企業はアイデアソンの内容を聞いて、自社のサービスを使っていただけそうなチームのお手伝いに行きます。
最年少 DataSpider 技術者の誕生
ハッキングタイムが始まって早々に私に声をかけてくれたのが、なんと中学1年生の子。お父さんと一緒に参加しているのですが、「DataSpider を使ってみたい!」と言うことでお手伝いさせていただくこととなりました。
DataSpider で「スクリプト」と呼ばれる処理を作っていくのですが、どうやら API などの言葉もあまり知っていなかったようなので・・・ その場にあったホワイトボードを借りて授業が始まります。
やりたいことを聞きながら整理すると、マイクで拾った情報を元に mbed というデバイスがデータの送信元になります。DataSpider では mbed から送られてくるデータを受け取って、kintone へのレコード登録、雑談対話 API へのデータ送受信、Twitter 書き込みを DataSpider で実装する必要がありそうです。
随分とやることが盛り沢山で、この時点での私の気持ちは「完成しなくても DataSpider を使って楽しんで貰えればいいかな」という気持ちでした。
どうやら、ソフトウェアのインストールも初めてだったようなので、まずは DataSpider のインストールから一緒に進めていきます。(続く)
他チームの様子
ふと、周りに目を向けてみると・・・サポート企業に相談しながら皆様黙々と作業されています。
今回のテーマは IoT ですので、こんな作業も当然あります。
え!?えーと・・・それは「鍬(クワ)」ですよね??これは完成が楽しみです。
長くなってしまったので、後半に続きます。