re:Invent 2015 0 日目 - AWS 訪問 & シアトルセッションレポート
こんにちは、田中です。
アプレッソでは主に DataSpider の Amazon 関連のアダプタや kintone アダプタを担当しています。
さて、明日から AWS re:Invent がラスベガスで開催されます。 私は re:Invent ツアー の C コースに参加しており、今日はシアトルの AWS オフィスにお邪魔してまいりました。 今日はシアトルセッションということで、Amazon Prime Video と Amazon Echo 、それから Amazon の企業文化についてのお話を聞きました。
Amazon プライムビデオ & Amazon Echo
シアトルセッションは毎年行われているそうですが、今年は AWS というよりも Amazon のプロダクトとしてのお話がメインでした。
今日のセッションでは、Amazon が考えるお客様のためとはどういうことかを聞きました。
たとえば、Amazon Prime Video では、テレビで放送されている映画、ドラマなど以外にも、Amazon Studios が制作するオリジナルのコンテンツも配信しています。 これは今までの小売というスタイルではなく、自らコンテンツを作って売るというスタイルです。 実はこれもお客様のためにできることを考えた結果だそうです。 今まで物理的な媒体や、動画の配信を続けてきて蓄積されてきた大量のデータから判断して、自分たちでどのようなコンテンツが求められているかを考えた結果、自分たちでコンテンツを作るのがベストだと判断したそうです。
Amazon Culture
Amazon の企業文化についてのお話を聞くのは初めてでした。 Amazon には OLP (Our Leadership Principles) という日本で言う社是のようなものがあります。 社是と行っても、形式的なものではなく、日々のいろんな会議などで引用・言及されていて、Amazon では非常に重要な考え方になっているそうです。
詳細は割愛するとして... Amazon および AWS にはほかに Flywheel や会議で必ず一つ席を空ける、会議室の天井からドアに使う板をぶら下げるなどの慣習があります。 これら全ては、お客様のことを一番に考えるということと、初心を忘れない、ということに行き着くようです。 巨大な組織になっても、ベストだと判断した考えを躊躇せず常に実行していくのは簡単ではないだろうと思います。
私自身も DataSpider の開発をするとき、使ってくれる人のことを一番に考えているか、なぜ開発をしようと思ったか、というようなことを忘れちゃいけないなと思いました。 その辺はまた記事にしてみようと思います。
というわけで、明日は re:Invent のブースの準備をして、明後日から本番です。
こちらからは以上です。
おまけ
シアトルはいい街でした。
オシャレな町並み
雑だけどうまかった魚のフライ
Pike Place Market という港の市場
シアトルといえば絶品のクラムチャウダー