読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Appresso Engineer Blog

アプレッソのエンジニアが書く技術ブログです。

JavaOne 2015 1 日目 - JavaOne 名場面集

JavaOne

こんにちは、アプレッソ開発部の野口です。

サンフランシスコで開催されている JavaOne 2015 に来ています。

日本を出るのが初めて&一人旅&TOEIC のリスニングのスコアは下位 50% ということで不安がピキピキでしたが、そして実際に緊張する瞬間の連続でしたが、どうにかこうにか参加にこぎつけることができました。

その辺の話はしだすとキリがないので、早速初日のレポートをします!

午前中のセッション

は、欠席しました。(ズコー)

というか、最初にセッションリストを見たときこの時間帯だけ事前登録してなくて、早めに登録したかったのですが、なかなか時間が取れずに前日になってしまったところで登録を試みたところ、興味のあるものはいずれも満席でした……。

  • 教訓その 1 : セッションの選定と登録は期間に余裕を持って行いましょう。

並べば立ち見できた可能性もあったのですが、初日の朝から飛ばしてももたないかなと思って潔く諦めました。

教訓が生まれたので教訓もちょいちょい入れていきます。

紀伊国屋書店

かわりに本でも見るかーと思ってジャパンタウンの紀伊国屋書店に行きました。

f:id:enk_enk:20151025103215j:plain ▲ホテルの前から Muni Bus で向かいます、いい天気です

f:id:enk_enk:20151025110642j:plain ▲紀伊国屋書店……の隣の店の「(フンフン)かしの映画(読めない)」

名前からして店が大きそうだから、少し前に話題になっていた『Soft Skills』があるかなと思って行ったのですが、

d.hatena.ne.jp

英語の本はちょっとしかなくて、かわりに日本語の本がいっぱいあって、ビビりました。

『Soft Skills』はもちろんありませんでした。
英語の本はほんとに一部で、ジュンク堂池袋店より少ないくらいだったので。

名場面その 1「あの~、『よつばと!』の最新刊なんですけどー」

全体の規模としては、マイナーな地方都市(人口 5 万人前後)にある一番大きな本屋、くらいでしょうか。二階建てですが、いずれにせよ、店舗自体は思ったより小さいです。
新宿の紀伊国屋みたいなのを想像していくとちょっとあれです。

それはそうと、(日本の)漫画も色々とあって、日本人が日本人の店員に「あの~、『よつばと!』の最新刊なんですけどー」とか日本語で聞いていたり、アメリカ人っぽい年配の人が日本の AKB っぽいアイドルのグラビア本を熱心に見ていたりと異様な空間でした。

名場面その一がいきなり JavaOne と関係なくてすみません。

JavaOne 弁当

JavaOne にはランチ(弁当)があると聞いて、さて、午後に備えて腹ごしらえとばかりワクワクしながら行ったのですが、全然見つからなくて 30 分くらいさまよった後にパンフレットを見直したら「ランチは月~木」とのことでした。
初日であるところの日曜はないのか。ないのか……。

  • 教訓その 2 : 案内はよく読みましょう。

Java Keynote

そんなこんなでようやく本番です!

Keynote は Moscone North の Hall D で行われます。

これが常軌を逸した広さで、1 万人くらい入るのでは……と思っていましたが、調べてみたところだいたいあってたようです。

Hall A ~ C の収容人数と面積から推測するに、Theater で 1 万人強入りそうですね。
そもそも席数が書いてないことからして、展示会とかが主な用途で、座席を置くスタイルはあまり想定していないのかもしれません。

JavaOne のスケールの大きさを感じるには十分なイベントでした。

あれ……。

あれ、本編は、という話なのですが、実は 2 時間強におよぶ Keynote のうちで、個人的な興味のうちにおいては、特筆すべきことがさほどありません。

Project Jigsaw の話はとても面白かったのですが、Publickey の新野さんのレポートがとてもよくまとまっていて、こちらを見ていただいたほうが早いです。(そして記事が上がるのも早い!)

あとは IoT とか Oracle Cloud がらみの話が結構多かったかなというのと、Project Valhalla / Project Panama の話もありましたが、これは去年きしださんが紹介してくれたものとほとんど一緒でした。

そもそも Java 9 に入る予定もなくなっていますし……。
といったことを延々と書いても仕方ないので、名場面だけピックアップします。

名場面その 2「NoClassDefFoundError」

Mark Reinhold が Project Jigsaw を紹介する流れのうちの一コマで。
地獄のように長いクラスパスをクラスローダが延々舐めていく様子を(模式的に)見せたあとだったので、会場が湧きました。

それを(それ以外も)解決するのが Project Jigsaw です。

名場面その 3「オラクルの社員だ」

Keynote の終盤では、Sun の 創業者・元 CEO である Scott McNealy からのビデオメッセージが流れました。

ジャケットの「Sun」に妙に味があります。

この映像では問題の場面は出てきませんが、それでも結構会場に笑いが起きています。
一方通行の映像でこれだけ笑わせられるというのは……McNealy 氏のコメディアンとしての才能が滲み出ています。

そしてこの Keynote で最大の笑いが生まれたのが、「スコットによる Java 開発者の悪夢トップ 12(トップ 10 には収まらなかった)」の第 4 位、

  • 「OSS を愛しているのに、オラクルの社員だ」

笑えます。これは。

その後のセッション

Keynote のあとも 3 つのセッションに参加しました。

ここまでですでに長くなりすぎたので、手短に紹介します。

Getting Started with Awesome JavaFX Development

Anderson Software Group, Inc. の人たちによる、JavaFX によってこんなものが、こんな風に開発できるよといった、JavaFX のショーケース的なセッション。

血圧モニタとか、なんか宇宙の 3D モデルをぐりぐり回せるプログラムとかを NetBeans で作っていました。

血圧モニタの血圧グラフを 3D で「画面をぐりぐり回すのも簡単だよ!」みたいな感じでぐりぐり回してみせて、意味のなさに笑いが生まれていました。

一方、宇宙の 3D モデルはかなりかっこよくて、JavaFX で 3D って(何がしたいかにもよるのでしょうが)十分実用になるのだな、という印象を受けました。

Coffee Potpourri: A Mixture of Everything Java

各国の JUG のリーダーや Java Champion たちが 10 人あまり一堂に会して、(質問を集める時間を除くと)わずか 30 分足らずで 30 個の質問に答えるというすごそうに見えて何がなんだかよくわからないセッションでした。

画面表示もなく早口で話されると聞き取れないところも多く、英語力不足を感じます。

個人的には、「Java 言語において最大の失敗は?」という質問に対して簡潔に「コンストラクタだ」と答えたのが印象的でした。
たしかに Java のコンストラクタは完全とは言いがたいものだと思いますが、そこまで言い切れるほどのものだとは考えたことがなかったので。

しかし追加の質問をする間もなく、セッションは怒涛のように流れ去りました。

Nanoservices with Java EE and Java 8

このセッションに、Microsoft に移籍されたてらださんが出る……と気づいていなかったのでびっくりしました。

内容は、構築の仕方を入門的に紹介するものかな……と思っていたら割と序盤で切り上げて、質問タイムに移行してしまいました。

質問がマイクを通らない生声なので聞き取れないし、答えるスピーカー早口だしで著しい英語力不足を感じます。

教訓その 3 : 英語によるセッションに参加する前に英語力をつけましょう。

あとはてらださんが「敵性企業で働いている」とか「実は彼はスパイなんだ」とかやたらといじられていたのが印象的でした。

f:id:enk_enk:20151026112312j:plain ▲とのことです

それから、まさかの完全日本語映像による Microsoft Azure のプレゼンテーションも。
写真を取り損ねたのが残念です。

パーティー

そのあと、Moscone Center の前の広場のようなところでパーティーがありました。(呼び方は忘れましたが、Welcome Reception とかだったと思います)
食べ物は、私のアメリカ歴 2 日中一番おいしかったです。ビールも飲み放題ですばらしい。

パーティーで知らない外国人と仲良くなる自信はさすがにないので日本人を探したのですが、見当たりませんでした。
皆さんいったいどこへ行ってしまわれたのでしょうか……。今回日本人らしき人とたまにすれ違いはするのですが、まだ一度も話していません。

ともかく、明日からは本格的にセッション三昧です。
英語力への不安が高まる一方ですが、たっぷり吸収できるようがんばります。

つづく

2 日めの記事はこちら!

appresso.hatenablog.com